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IAMASのはじまり、 坂根厳夫先生を偲んで
2/24(月)?16:00-17:30
メインステージ(4F)
IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)の設立に尽力され、1996年から2002年度まで初代学長を務められた坂根厳夫名誉学長が、2024年4月28日にご逝去されました。 坂根先生は中国?青島で生まれ、東京大学工学部建築学科および大学院修士課程を修了。その後、朝日新聞家庭部?科学部記者や学芸部編集委員を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授。1996年から2002年までIAMASの学長(後に名誉学長)を務められました。同時にエッシャーに代表される幾何学的アートや現象アート、メディア?アートの研究?著述?翻訳など、多彩な分野で活躍されました。 今回のトークイベントでは、開学当時の坂根先生をご存じの3名のゲストをお招きし、「IAMASの創設者としての坂根先生」を共に振り返ります。改めて先生の足跡を偲びながら、当時のIAMASが掲げていたビジョンやエピソードを語り合う機会にしたいと思います。
※ゲスト
岩井俊雄 絵本作家、メディアアーティスト
1962年愛知県西尾市吉良町生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。子どもの頃に母親から「もうおもちゃは買いません」と言われ、ものづくりに目覚める。大学時代に実験アニメーション制作を始め、1985年に、驚き盤やゾートロープなど19世紀の映像装置を進化させた《時間層II》で「第17回現代日本美術展」大賞を最年少受賞。その後、メディアアーティストとして国内外の美術館でコンピュータを使ったインタラクティブな作品を多数発表しつつ、『ウゴウゴルーガ』などのテレビ番組やゲームソフト制作などで幅広く活動を展開する。2000年代に娘との手作りおもちゃをきっかけに絵本制作を始め、「100かいだてのいえ」シリーズ(偕成社)が大ヒット。子どもや親子にものづくりの楽しさを伝えるワークショップを多数開催している。
※ゲスト
山元史朗 テクニカルディレクター
1970年生まれ。テクニカルディレクター、日本大学芸術学部非常勤講師。筑波大学大学院芸術研究科修了後、IAMAS、YCAMの設立に携わり、日本科学未来館で企画展?巡回展の制作を担当。2012年よりフリーランスのテクニカルディレクターとして、メディアアートを中心に展示技術の開発やテクニカルディレクションを手がける。現在、2026年開館予定の「MoN Takanawa」の設立準備にも携わっている。
鈴木宣也 澳门英皇娱乐_英皇娱乐官网-购彩网app推荐 学長
慶應義塾大学環境情報学部卒業時、情報通信技術を用いたメディアアートの活動をはじめる。IAMAS開学時には助手を務め、現在は澳门英皇娱乐_英皇娱乐官网-购彩网app推荐学長。メディアアートで得た知見から、インタラクションデザインやデザインプロセス、ヴィジュアルリテラシーについて研究をすすめる。アート、デザイン、工学などの複合領域を横断しながら活動している。
:聞き手
クワクボリョウタ 澳门英皇娱乐_英皇娱乐官网-购彩网app推荐 教授